CATEGORY:自衛隊

2014年08月22日

離島と内地を結ぶ命の翼、オスプレイ。



http://www.okinawa.usmc.mil/News/140820-osprey.html
写真は、上記サイトから転載。
以下は、上記サイトから一部転載。
~息子が急患搬送~
2013年7月、6才の息子が全身の急性リンパ節炎の急病に倒れ、自衛隊で1000km離れた内地の病院に急患搬送されました。日没近くだったため救難飛行艇(US-2)は父島の海上に着陸できず、息子は父島から南に270km離れた硫黄島まで救難ヘリ(UH-60J)で運ばれ、硫黄島から北に1200kmの本土まで救難飛行艇で運ばれました。急患搬送に要した時間は約11時間。私はその時間、不安な気持ちで胸が切り裂かれる思いでした。


~小笠原の急患搬送の現状~
飛行場のない有人島(父島と母島)と内地を結ぶのは、1週間に1便、片道25時間半かかる定期船だけです。そのため、命に関わる急病患者が発生した場合、自衛隊機で内地まで運んでもらいます。急患搬送は年間に30-40件ほど発生し、搬送時間は平均で約10時間です。急患搬送の途中、間に合わずに亡くなる島民もいます。急患搬送の時間を少しでも短くしたいのは、島民の切なる願いです。


~オスプレイは急患搬送に最適~
「オスプレイは急患搬送に最適じゃないのか?」
以前から一部の島民の間で議論がありました。オスプレイはヘリコプターの代替機です。救難ヘリをオスプレイに代替すれば、急患搬送は大きく時間短縮できます。救難ヘリでは1000kmの海上飛行はできませんが、オスプレイならば可能です。また、救難飛行艇は夜間に離着陸できませんが、オスプレイならば可能です。オスプレイは飛行場のない離島にとって、島民の命をつなぐ救世主となります。しかし、オスプレイの安全性に関する一部マスコミの誤った偏向報道によって、国民全体にオスプレイの安全性に関して間違った認識が広がっていました。そのため、オスプレイの有用性を公言するのはとても困難な状況でした。


~普天間基地でオスプレイを視察~
そのよう状況の中、私の息子が急患搬送で運ばれました。私は急患搬送を体験した当事者として、「救える命を救いたい。患者と家族の不安を少しでも和らげたい。」との想いを強く持つようになり、困難な状況下でどんな批判を浴びようと、急患搬送の時間短縮に最善の努力をする覚悟を決めました。そこで、小笠原諸島の歴史研究者でもある米海兵隊のエルドリッヂ政務外交部次長に相談し、2013年12月、鯰江議員と共に普天間基地でオスプレイを視察しました。普天間基地のフェンスクリーンにも参加して、普天間基地周辺住民の皆様の生の声を聞くと共に、私達の活動を励まして頂きました。私達はオスプレイの安全性と有用性を自分達の目で確かめ、励ましの言葉を頂き、困難な状況下に立ち向かう自信を深めました。


~全国初・オスプレイ賛同決議が可決~
普天間基地の視察後、オスプレイの安全性と有用性を正しく認識し、防衛省に急患搬送と災害時支援でオスプレイを運用してもらいたいという小笠原島民の意志を「形」にするため、私と鯰江議員は小笠原村議会の意志表示となる決議を目指しました。ブログやフェイスブック、島民との直接対話を通じて、オスプレイの正しい情報を島民に普及啓発し、急患搬送の関係者にも説明をしました。2014年3月、地方議会で全国初となるオスプレイ賛同の決議は可決されました。


~防衛大臣、小笠原の急患搬送でオスプレイ活用の意向~
5月、村議全員が小野寺防衛大臣に決議文を手渡し、同時に小笠原諸島でオスプレイのテストフライトを要請しました。すると防衛大臣は7月、米海兵隊の多大な支援の中、在沖縄米軍司令官のウィスラー中将と共に、オスプレイで父島を訪問してくれました。大臣が搭乗したオスプレイのテストフライトは、オスプレイに関する間違った認識を大きく払拭したと思います。小笠原村長はテストフライトを視察後、「百聞は一見にしかず。飛行場もない地域では大変有効だ。」と歓迎しました。さらに、防衛大臣はオスプレイを自衛隊に導入した場合、小笠原諸島の急患搬送に活用する意向を示してくれました。


~米海兵隊とフェンスクリーンメンバーに感謝~
私の息子は急患搬送後、幸いにも速やかに治療を受けて元気になりました。息子の急患搬送を契機として活動をはじめた遠い島の切なる願いに、一国の大臣が実現に向けて具体的なビジョンを示してくれたのは、最初に米海兵隊とフェンスクリーンのメンバーが、私達島民の命を救う切なる願いに真剣に耳を傾け頂き、有益なアドバイスと励ましをして頂いたおかげです。この紙面をお借りしまして、お礼を申し上げ、心より感謝致します。
以下略。


魅力的な機体です。
陸上自衛隊がオスプレイを運用するとなれば、その基地は、佐賀空港。分遣隊は木更津が有力。
木更津にオスプレイを配備し、小笠原まで往復すれば、飛行時間はus-2と差がありませんが、硫黄島に配備すれば飛行時間は、約半分に。
①陸自のオスプレイを硫黄島に配備するか、
②海上自衛隊でオスプレイを運用するか。

佐賀空港にオスプレイを配備する計画を作る位ですから、硫黄島にオスプレイを配備すること、考えてますよね。
大臣♪




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Posted by おしょー♪  at 17:06 │Comments(0)自衛隊

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